設定の保存
設定を変更した場合、SSH Tectia Client のタイトルバー上で現在の設定ファイル
の後にアスタリスク (*
) が表示されます(例: default*
)。
これは変更された設定がまだ保存されていないことを示しています。
今後もこの変更した設定を使用する場合は、これを保存します。
ツールバーの [保存] ボタンをクリックするか、[ファイル]
メニューの [設定の保存] コマンドを選択して、現在の設定に
対して行った変更を保存します。もし現在のプロファイルがdefault.ssh2
である場合、変更はデフォルトの設定ファイルに保存されます。
同時に、グローバル設定オプションはglobal.dat
ファイルに保存されます。
デフォルトの設定ファイルは、SSH Tectia Client の起動時に自動的に読み込まれます。
そのため、デフォルトの設定ファイルに保存したすべての設定は、
SSH2 クライアントを実行するとすぐに適用されます。
また、この設定は [クイック接続] で開始した接続にも使用されます
(「クイック接続オプションの定義」の項をご参照ください)。
現在開いているターミナル ウィンドウとファイル転送ウィンドウの
表示位置は、[ファイル]メニューの[レイアウトの保存]で
それぞれ保存されます。ウィンドウの表示位置を調整して
デフォルトの設定ファイルに保存すると、次にクライアントを実行した時に、
設定した位置にウィンドウが自動的に表示されます。
デフォルトでは、すべてのウィンドウが同時に開くので注意が必要です。
これは [設定]ダイアログボックスの [外観]ページ
で変更が可能であり、新しいターミナルやファイル転送ウィンドウを開いて
必要になったときのみ定義されたウィンドウが開くようにできます。
詳細は 「外観の定義」の項をご参照ください。
自分用に設定をカスタマイズするには、多くの労力を必要とします。
カスタマイズした自分の設定ファイル (*.ssh2
) のバックアップ コピー
を作成して、安全な場所に保存しておくことをお勧めします。
そうすれば、なんらかの理由で (ハードウェアの故障など) 自分の設定ファイルを
紛失しても、再度作り直す必要はありません。
複数の設定ファイル
[プロファイル] を使用すると、リモート ホストごとに異なる設定を
保存できます。プロファイルの使用の詳細については、
「プロファイルの定義」の
項をご参照ください。