ホスト識別
公開鍵認証を使ってリモート ホストに初めて接続する際、リモート ホスト
自身を識別するための公開鍵がリモート ホストからローカル コンピュータに
送信されます。
接続しようとしているリモート ホストが本物かどうか確認できるよう、
[ホスト識別] ダイアログ ボックス内にそのホストの公開鍵に対する
フィンガープリントが表示されます。
フィンガープリントは読み上げ可能な SSH Babble フォーマット
により表示されます。
このフォーマットは英小文字 5 つずつをハイフンでつなげた形式です。
受信した公開鍵が偽である疑いがあるときは、例えばリモート ホストの
システム管理者に電話するなどして、フィンガープリントが正しいかどうか
確認してもらうなどの処置をとることができます。
[はい]をクリックするとホスト鍵をローカル データベースに
保存します。保存することをお勧めします。
ホスト鍵を保存すれば、同じローカル コンピュータから同じリモート ホストに
接続するときに、このダイアログ ボックスにその都度応対する必要がなくなります。
ホスト鍵を保存しないときは、[いいえ] をクリックします。
この場合、普通に接続することはできますが、同じホストに次回接続するとき
にもホストは公開鍵を送信してくるので、その公開鍵をローカル コンピュータ
に保存するかどうか確認するメッセージが再び表示されます。
[キャンセル] をクリックし、接続をキャンセルすることもできます。
この場合、認証は失敗となり、接続はキャンセルされます。
ホスト鍵は保存されず、ローカル コンピュータはリモート ホストに接続されません。