SSH Communications Security
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ファイル転送ウィンドウのステータス バー

ステータス バーはファイル転送ウィンドウの下部にあります。 メニュー オプションやツールバー ボタンにマウスのポインタを合わせると、 ステータス バーにそのユーザインターフェース部品(ツーバーボタンや メニューアイテム等)の簡単な説明が表示されます。

メニューやツールバーを操作していないときは、接続中のリモート ホスト とリモート ホストのカレントディレクトリがステータス バーの左側に表示されます。


client-ft-statusbar-72.gif
Figure : 選択したファイルのサイズを表示しているステータス バー

その右隣のフィールドには、現在のプロトコルのバージョン、暗号化アルゴリズム、 MAC アルゴリズム、圧縮がハイフン記号で区切られて表示されます (例: SSH2 - 3des-cbc - hmac-md5 - none) 。 なお、ステータス バーに表示されるアルゴリズム名は、設定ダイアログボックス の接続画面より長い形式で表示されます。

その右隣のフィールドには、ファイル サイズの合計とともに現在のフォルダ内の ファイル数とサブフォルダ数が表示されます。 ファイルビューにおいて1つあるいは複数のファイルを選択すると、 フィールドは現在選択しているファイル数と合計ファイル サイズを表示します。 これは転送するデータの合計サイズを見積もるのに役立ちます。

プロキシ経由で接続している場合には、その右隣のフィールドにはプロキシを 使っている時にアイコンが表示されます。 このフィールドをクリックすると[設定]ダイアログボックスの [プロキシ]ページが表示されます。 詳細については、「プロキシ設定の定義」の項をご参照ください。

その隣には SSH Accession アイコンが表示されます。 SSH Accession Lite が起動中はアイコンは普通に表示され、起動していない場合は グレー表示されます。 SSH Accession アイコンをクリックすると、[設定] ダイアログボックス の [SSH Accession] ページが表示されます。 詳細については、 「SSH Accessionの使用」 の項をご参照ください。

スマート カード リーダが有効な場合、 ステータス バーのさらに隣のフィールドに小さなカード リーダ アイコンが 表示されます。 トークンが挿入されると、スマート カードがアイコンのカード リーダに 表示されます。 トークンから鍵が渡されると、鍵マークがカード リーダ アイコン上に表示されます。 スマートカードリーダアイコンをクリックすると、 [設定]ダイアログボックスの[PKCS #11]ページが 表示されます。詳細については、 「PKCS #11 ドライバの管理」の項をご参照ください。 アイコンが表示されない場合のトラブルシューティングについては、 「PKCS #11 ドライバ」 の項をご参照ください。

ファイル転送ウィンドウの表示形式

ローカルビューとリモートビューの内容は、[設定]ダイアログの グローバル設定の中の[ファイル転送]ページで設定された4つの 異なった表示形式が選択可能です。 詳細については、「ファイル転送」の項をご参照ください。 使用できる表示形式は次のとおりです。

  • 大きいアイコン

    ファイルやフォルダが大きいアイコンで表示されるので見やすくなります。 各ファイルの情報としては、アイコンとファイル名だけが表示されます。

  • 小さいアイコン

    ファイルやフォルダが小さいアイコンで表示されるので、 大きいアイコンの場合に比べて、多くの項目をひと目で参照できます。 各ファイルの情報としては、アイコンとファイル名だけが表示されます。

  • 一覧

    各フォルダやアイコンは、小さいアイコンを使って列状に並んで表示されます。 各ファイルの情報としては、アイコンとファイル名だけが表示されます。

  • 詳細

    ファイルやフォルダは小さいアイコンで表示され、 その隣にファイル名、ファイルサイズ、ファイルの種類、 ファイルの最終更新日時が表示されます。 リモートビューのファイルの場合、その属性も表示されます。 これがデフォルトの表示形式です。

    ファイル ビューの上部の [名前]、[サイズ]、[種類]、 [更新日時]、または[属性] をクリックすると、 それぞれファイル名、ファイル サイズ、ファイルの種類、 最後に更新した日時をベースに、ファイルやフォルダを並び替えることができます。 同じ列見出しをもう一度クリックすると、並び順が逆になります。

    注意:並び替えの際、大文字と小文字は区別されません。 大文字、小文字に関係なく並べ替えが行われます。

    それぞれの列には次の情報が表示されます。

    • 名前

      それぞれのファイルの名前です。ローカルとリモートのそれぞれのシステムで 使えるファイル名には制限があるので注意が必要です。 (例えば、UNIXシステムでは、大文字と小文字の区別がありますが、 Windwosシステムではありません。 UNIXシステムでは、File.txtfile.txtを同じディレクトリに 置くことができますが、Windowsシステムではできません。)

    • サイズ

      ファイルのサイズがバイト単位で表示されます。

    • 種類

      ファイルの種類はファイルの拡張子に基いています。 種類のフィールドに表示される説明は、Windowsエクスプローラで 定義されているファイルのタイプを表示します。 新しいファイルの拡張子用のファイルの種類の説明を定義した場合は、 リモートコンピュータのファイルの種類の表示にも使われます。 これにより、リモート ホストでも特定のファイルの種類を確認しやすくなります。

    • 更新日時

      ファイルの最終更新日時が表示されます。

    • 属性

      各ファイルの属性です。

      Windowsシステムでは、ファイルは以下の属性を持っています。

      • R

        読み取り可能

      • W

        書き込み可能

      • X

        実行可能

      UNIXシステムでは、属性は各ファイルに与えられているファイル許可属性を示します。

      • d

        ディレクトリ

      • r

        読み取り可能

      • w

        書き込み可能

      • x

        実行可能

      属性dの後に続く r w x は3回繰り返されます。 ファイルがその属性を持っていない場合は、属性としてハイフン(-)が 表示されます。

      最初の3つの属性はファイル所有者の許可属性です。 次の3つの属性はグループの許可属性です。 最後の3つの属性はその他のユーザの許可属性です。 ファイル許可属性の詳細については、サーバのマニュアルを参照してください。

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