SSH Communications Security
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接続設定の定義

接続で使用されるプロトコル設定は、[設定] ダイアログ ボックスの [接続] ページで行います。 変更した接続設定は次回のログイン時に適用されます。


client-connection-page-20.gif
Figure : [設定] ダイアログ ボックスの [接続] ページ

  • ホスト名

    このプロファイルを使って接続するリモート ホストの名前を入力します。 ホスト名に、 *(アスタリスク)を指定した場合には、接続時に ホスト名を聞いてきます。

  • ユーザー名

    リモート ホストへの接続時に使用するユーザー名を入力します。 ユーザ名に、 *(アスタリスク)を指定した場合には、接続時に ユーザ名を聞いてきます。 ユーザ名に、%USERNAME%(パーセント記号)を指定した 場合には、接続時に、Windowsのログインユーザ名で置き換えます。

  • ポート

    SSH 接続に使用するポート番号を入力します。 デフォルトポートは 22 です。

    注意 : リモート ホスト上の sshd2 デーモン プログラムが、 指定されたポートを受信している必要があります。 そうでなければ、その接続は失敗します。 リモート ホストがどのポートを受信しているのかわからない場合、 リモート ホストのシステム管理者に問い合わせてください。

  • 暗号化アルゴリズム

    ドロップダウン メニューから、使用する暗号化アルゴリズムを選択します。 選択できるのは、3DES、 BlowfishTwofishAES、 ArcfourCASTSeedです。 DESは互換性のためにサポートしていますが、暗号化強度の問題で使用しないことを お勧めいたします。 また、リモート ホストが使用する [デフォルト] を選択したり、 全く暗号化を使用しなかったり ([なし])、カスタマイズされた [暗号リスト]を作成したりすることもできます。 暗号リストの詳細については、 「暗号の選択」 の項をご参照ください。

    AES と Twofish アルゴリズムについては、使用するビット数の選択により 暗号化の強さも選択できます。値が大きくなるほどセキュリティが向上しますが、 処理に要する時間が長くなります。選択可能な値は、128、192、256 ビットです。

    注意 : 暗号化アルゴリズムで [なし] を選択した場合、 このプロファイルの通信は暗号化されず、すべての情報が平文で 送信されます。 暗号化方法を [なし] に指定するとセキュリティが確保されないため、 この使用は推奨されません。 テストの目的のみで使用してください。 このオプションを選択した場合、警告ダイアログ ボックスが表示されます。

  • MAC アルゴリズム

    ドロップダウン メニューから、使用する MAC (Message Authentication Code) アルゴリズム (ハッシュ アルゴリズム) を選択します。 選択できるのは、[HMAC-MD5] と [HMAC-SHA1] です。 また、リモート ホストが使用する[デフォルト]を選択することもできます。 さらに、MAC アルゴリズムを全く使用しないように選択することもできます ([なし])。 MAC アルゴリズムを使用しないことを選択した場合、確認ダイアログ ボックスが 表示されます。 デフォルトの MAC の値は [HMAC-SHA1, HMAC-MD5] です。

  • 圧縮

    ドロップダウン メニューから使用する圧縮設定を選択します。 選択できるのは、[zlib] と [なし] です。 デフォルトは、圧縮なしになっています。

  • ターミナル アンサーバック

    ドロップダウン メニューから、使用するターミナル アンサーバックを選択します。 選択できるのは、[ansi]、[vt100]、[vt102]、 [vt220]、[vt320] および [xterm] です。

  • プロキシを介して接続

    プロキシを介して接続する場合、このチェック ボックスをオンにします。 プロキシの設定に関する詳細については、 「プロキシ設定の定義」 の項をご参照ください。

  • トンネルの作成のみ (ターミナルを無効にする)

    指定されたトンネルの設定のみを実行し、ターミナルやファイル転送セッションを 要求しない場合には、[トンネルの作成のみ] チェック ボックスをオンにします。

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